Virtual Box
で動かすcentos7
のストレージを拡張する。
参考
こちらの記事(VirtualBox 上の CentOS 6.9 のハードディスク容量を増やす | knooto)がとても参考になった。
ボリュームグループや論理ボリュームについて知ると良い。
経緯
はじめに小さめに作ったせいで、docker
のイメージが収まりきらなくなってしまったので、拡張を思い立った。
Virtual Box
のGUI操作で.vdiファイルの仮想容量は増やすことはできるが、実行中のcentos7
で、
df -h
してストレージ容量を確認しても変化しない。
これは、centos7
で認識していないためだと思ったので色々調べた。
拡張
centos7
をVirtual Box
でセットアップした時に、デフォルトではストレージとして論理ボリュームV
が作成されるようだ。(セットアップ時のことはあまり記憶にない)
また、その時にボリュームグループが作成されて、V
はこのグループに入れられる。
この時にストレージの容量は決まっているので、後からvdi
の容量を変更しても、反映されない。
そのため、容量を拡張するには、
vdi
ファイルの容量を拡張する(Virtual Box
のGUIで行っていれば不要)- 拡張した領域に新しいパーティションを作成する
- 作成したパーティションをボリュームグループに割り当てる
- もともとあった論理ボリュームを拡張する
- 論理ボリュームのリサイズを行う
といった手順が必要となる。
参考とほぼ同じなので、centos7
で異なった点(5のリサイズ)だけ書いておく。
ファイルシステムが異なるのでコマンドが違ってくる。(それさえ書いてあるけど)
$ xfs_growfs /dev/mapper/centos-root
ここだけ。他の注意点は、ボリュームグループの名前くらいか。
$ vgdisplay
--- Volume group ---
VG Name centos
...
以上の表示された内容を使用すればOK。