macOSでサービスを利用して、VLCを複数ウィンドウで開けるようにする。
前書き
以下の方法ではうまくいかない。スクリプトを適切に書き換えれば動くかもしれないが、ドキュメント見づらいので放置。
スクリプトの勉強は、鳶嶋工房 / アップルスクリプティング(Apple Scripting)が非常に参考になる。日本語嬉しい。
断念までの記録
VLC HowTo/Play multiple instances - VideoLAN Wikiによると、VLCの設定からは、複数ウィンドウ(マルチウィンドウ)の設定はできないようだ。
しかし、上記のwikiページにAppleScript
で別のインスタンスとして起動できる、つまり、別のウィンドウとして開けるスクリプトが載っている。
on run
do shell script "open -n /Applications/VLC.app"
tell application "VLC" to activate
end run
on open theFiles
repeat with theFile in theFiles
do shell script "open -na /Applications/VLC.app " & quote & (POSIX path of theFile) & quote
end repeat
tell application "VLC" to activate
end open
AppleScript
はよく分からないが、見た感じ複数ファイルの場合は、それぞれで別インスタンスとして起動するようなので、大量のファイルを間違って開かないように注意しよう。
wikiページでは、これをアプリとして保存して、ファイルを作成したアプリにドラッグ&ドロップすることで、複数ウィンドウを実現しているようだ。
しかし、個人的には、Finderのコンテキストメニューから別ウィンドウで開きたい。これをサービスを利用して実現する。
作り方(作りかけ)
まずはautomatorを起動。画像のようにSpotlight検索
を使うと、探す手間が省ける。
新規書類
または新規
を選択。ダイアログが表示されるが、メニューから新規
を選択すれば消えるので問題ない。
作成するファイルの種類を聞かれるので、サービスを選択し、右下の選択
をクリック。(ドラッグ&ドロップにしたいなら、アプリケーション)
ここでは、サービスを選択した前提で進める。
選択
をクリックすると、ダイアログが閉じてautomatorのメインウィンドウが表示される。
まずは、アクションAppleScriptを実行
を一番右の欄にドラッグ&ドロップする。下画像参考
そして、上のスクリプトの内容を下の画像の所にコピー&ペーストする。すでに書いてあるテンプレートは削除しておく。
さらに、上の方にある、"サービス"は次の選択項目を受け取る
の選択項目をファイルまたはフォルダ
にする。
ここまで行ったら、あとはメニューバーのファイル->保存…
をクリックして保存するだけでいい。わかりやすい名前にする。これだけで、Finderの右クリックメニューに登録されるはず。
されない時は、スクリプトを検知するのをしばらく待つか、再起動すればいい。
と思ったのだが、
だめだった
serviceとして実行すると、上のスクリプトの、open
ハンドラが動作せず、run
ハンドラだけ動いてしまうようだ。serviceの場合どうすればいいのか不明。
なので、これは一旦断念する…
せっかくなので、ドラッグ&ドロップして別ウィンドウを開く場合を今度書いておこう。
ドロップレットなら適切にopen
ハンドラが動くはず。