以前、記事をMarkdownで書いてhtmlに変換してからアップするという流れを作った。しかし、bash上でコマンドによりhtmlに変換しているので、bashが操作できる環境でないと、変換作業ができない。
そして最近では、iPadで記事を書くことも増えたので、既存の方法では面倒になってきた。
そこで、Markdownからhtmlに変換するのをウェブ上でできればいいと考えた。既存のサービスがないか少しだけ調べたが、htmlでのプレビューのようなものが多かったので、自作することにした。ホスティングは面倒なので、codepenで作っておくことにした。github pagesにも置いた。
以前のはここ ==> Markdown to raw html 新しいのはここ ==> md2html
更新
- 2020/12更新: サニタイズ(Purify)をチェックボックスでON・OFFできるようにした。デモを少し調整した。
- 2021/01更新: 簡易セーブロード機能を付けて
github pagesの方に移した。古い方はそのままにしておく。
機能
codepenのころからある機能:
Markdown形式のテキストを入力すると変換済みのhtmlのテキストを出力する。Markdownとhtmlのテキストはともに(独立して)クリップボードにコピーできる。Markdownとhtmlは別個でダウンロードできる。
github pagesの方に追加した機能:
Bootstrapを使用してデザインを少しばかり変更- webブラウザへのテキストのセーブ
- webブラウザに保存されたテキストのロード
使ったライブラリ
- Marked.js Documentation
Markdownからhtmlに変換できるライブラリ
- GitHub - cure53/DOMPurify: DOMPurify - a DOM-only, super-fast, uber-tolerant XSS sanitizer for HTML, MathML and SVG. DOMPurify works with a secure default, but offers a lot of configurability and hooks. Demo:
- 一応のサニタイズのために使用
- jQuery
- DOMの取得などに使用
- clipboard.js — Copy to clipboard without Flash
- クリック1つでコピーできるライブラリ
- Bootstrap - 世界で最も人気のあるフロントエンドのコンポーネントライブラリ
- クラス指定で簡単デザインできる。
使い方
左側のテキストエリアに文字を入力すると、右側にhtmlに変換された形式で出力される。
改善点
- iPadではダウンロードができない。他のモバイル端末も恐らくできない。
- 入力した
markdownテキストをDropboxなどに手軽にバックアップできるようにしたい。 Markdownのテキストエリアへのペーストを行うと、変換がすぐに実行されない。 --> 直した。- これはイベント監視でなんとかなるか? --> 直した。
埋め込みデモ
このまま使うのは難しいので、codepenのページを利用する。
See the Pen Markdown to raw html by ikapper (@ikapper) on CodePen.
以上です。
Markdownの歴史が詳しいらしい広告:
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