TrueCryptは何やら脆弱性があるそうなので、VeraCryptを使うことにした。移行について。
どうやらTrueCryptで作成したコンテナをそのままVeraCryptで使えるようだ。
インストールしてみて変換もできたのでメモを残しておく。
インストール
インストールしたもの
- FUSE 3.7.1
- VeraCrypt 1.21
VeraCryptは以下のDownloadsで入手可能。
VeraCrypt - Free Open source disk encryption with strong security for the Paranoid
FUSEは上のVeraCryptのMac版のダウンロードリンクの下にリンクがある、が一応載せておく。
Home - FUSE for macOS
TrueCryptの互換・変換
VeraCrypt 1.0f以降はTrueCryptで作成したファイルがそのまま使用できる。確認した。
ただし、TrueCrypt modeを有効にする必要がある。
DocumentationのConverting TrueCrypt volumes and partitionsの項目で変換について記述がある。
DocumentationはVeraCryptを起動して、メニューのHELPから開ける。
Starting from version 1.0f, TrueCrypt volumes and non-system partitions can be converted to VeraCrypt format using any of the following actions:
- Change Volume Password
- Set Header Key Derivation Algorithm
- Add/Remove key files
- Remove all key files
上記4つのいずれかの操作を行うとVeraCryptの形式に変換される。
試しに変換してみた。手順は以下。すでにあるコンテナを変換するなら、2から実施する。
- 新規に
TrueCryptのコンテナを作成 VeraCryptでそのコンテナを選択Volume Tools...のChange Header Key Derivation Algorithm...から変更を実施- 次回のマウントから
TrueCrypt modeのチェックがいらなくなった(というより、チェックするとマウントに失敗する)。
変更時はマウントしていても、していなくても大丈夫だと思う(自分はマウントしたままやってしまった)。 マウントしない方がいい気はする。
なお、一度変換したら、TrueCryptではマウントできなくなるので気をつけよう。


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